はい、まいど。

前回の記事、実は冒頭の挨拶と導入が抜けていたことが判明w
読んだって、わけわからねーよ!と、お叱りが聞こえてきますが
誠にもうしわけござりませんでした。

実は、私、子どもに関する仕事をしておりまして
昨今、水面下というか水面上といいますか
「子ども子育て新システム」なるものの話を書こうと思い立ち
前回の記事を書いたのですが、幼稚園と保育園の話
と相成ったわけでございます。

保育園と幼稚園の違いについては、前回の通り

今回の「新システム」になるとどうなるか?
という話を書いていきましょう。

まずは、こちらをご覧ください。
これは、新システムを作るための会議報告をしているHPです。
(正確には、子ども子育て新システム検討会議という会議です)
この会議は、
・基本制度ワーキングチーム
・幼保一体化ワーキングチーム
・こども指針(仮称)ワーキングチーム
の3つから成っています。
基本制度は、大きな道筋を作る会議
幼保一体化は、幼稚園・保育園の垣根を取り払うための会議
こども指針は、幼稚園でも保育園でも同じように目的をもって子どもに接するための
規範を考える会議

去る5月25日、26日、震災の影響でストップしていたこれらの会議が
再開され、大筋の内容が検討されました。

資料を読んでもきっとつまらないでしょうから
かいつまんで説明すると

保育園?幼稚園?めんどくさいから、一緒にしちゃって「総合施設」にしちゃうぜ!
保育園の待機児が多いなぁ…特に都市部…うーん、じゃあ、もっと簡単に保育…いや、
総合施設作れるようにしちゃうぜ!なんなら、株式会社だってNPOだってOKさ!
おお、潰れそうな幼稚園にだって子ども入れたらいいじゃん!
市町村、そういうわけで枠作ったから、あとよろしく!
ん?これにかかる予算?

それは、これからだっ!

こんな感じです。
一見、悪くもない気がします。
詳しく見ていきましょう。

幼保一体化について
元々、幼稚園・保育園は、まったく目的が違う施設でした。

前回にもお話ししましたが、幼稚園は教育を行う施設。
つまりは、保護者が子どもに対して、学校に入る前にお勉強させたいな。
と思ったら、幼稚園に入学します。昨今は、子どもの未来のため!
とかいう保護者の強い思いで、私立の有名幼稚園にお受験させる!なんてな
動きが流行なんですかね?

一方、保育園は、保護者が働いていた場合、子どもの面倒をみる人が居ない
どうしましょう、困ったわ…という時に、各市町村窓口に相談すると
国の責任において、市町村が決定し、保育園に入所することができます。
例外もあるかもしれませんが、保育園で受験はありえないのです。
待機児童どうのという問題が、クローズアップされるのは
市町村が決定し、国が責任をもって保育を行うと決まっているからなのです。
保育園では、0歳から就学前の子どもたちを預かることができます。
幼稚園とかぶっている時期があるため、保育園と幼稚園は混同されがちです。

これを解消し、なら、一緒にしちゃえばいいじゃん!
と、鳴り物入りで、ちょっと前に「認定こども園」というのができました。
これは、保育園と幼稚園が合体した施設のことで、幼稚園でも保育園でも
認定こども園になることができます。

しかし、2011年現在、その数はあまり増えていません。
幼保連携型の認定こども園が241件、幼稚園型の認定こども園が180件、
保育所型の認定こども園が86件、地方裁量型の認定こども園が25件 (wikipediaより)
意外とあるなぁ、と思われた方もいらっしゃいますが
保育園は、全国に22,925園あります。幼稚園は全国に13,949園。
36,874園ある幼保の施設で、たったの532園です。

なぜ増えない認定子ども園
http://allabout.co.jp/gm/gc/184357/

ちょっと古い記事ですが、参考に。

端的に言えば、問題が山積みなんです。幼保一体化は。
それを解消せずに、「子ども子育て新システム」は、どんどん進んでいます。
様々な問題があるのにも関わらず…

上のHPにも書いてありますが
核心部分は、また気が向いたら書きますw

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